この遭遇記は,一応“旅行記”なのですが,旅行中に遭遇した大地震のレポートをメインに考えましたので,「エトセトラ」内コンテンツとしてupいたします。 なお,内容的には一部を除き“すー(きさらぎ)の雑ブログ館”2005/03の記載と重複いたしますので,あしからずご了承ください。 |
筥崎宮にて | ||
(1) 社殿全景 | (2) 「敵國降伏」の額 | |
空港線と箱崎線の違い(ケータイ画像) | 七隈線(ケータイ画像) | |
(3) 箱崎線のホームには, ホームゲートがありません (中洲川端にて) |
(4) 同じく中洲川端の写真ですが, 空港線のホームには ホームゲートがあります |
(5) 橋本行 (天神南にて) |
朝食後ホテルを出て,地下鉄駅売店で1日乗車券を購入。 せっかくなので空港線と箱崎線も全線乗っておこうと思い,まずは姪浜へ。 折り返し中洲川端乗り換えで貝塚へ・・・と移動したのですが,このときに発見したことが1つ。 同形式の電車が同じように6連ワンマン運転されているのに,空港線にはホームゲートがある(最近追設)けど 箱崎線にはない。。。 ※ 同じ中洲川端駅でも,有り無しが分かれているのです(上欄写真(3)(4))。 両線の旅客数の違いによるものでしょうか。 貝塚からの戻り,筥崎宮に参拝し,「敵國降伏」の額を見てきました(上欄写真(1)(2))。 で,中洲川端で乗り換えて天神へ向かおうとしたところ・・・ 10:53(上欄写真(4)を撮った直後),同駅空港線ホームで地震に遭遇しました。 あまりの揺れに,ホームの太い円柱にしがみついてしまいました・・・ 電車は当然運転抑止。 駅を発車したばかりの福岡空港行電車も,一部がホームにかかった状態で急停車。 しばらくして,福岡空港行は動き出し,一方中洲川端駅手前で止められていたと思われる唐津行が到着したのですが, 何と「当駅で運転中止」の放送が。。。 やむなく駅を出て,地上を天神に向けて歩き始めました。 車(バスを含む)は普通に走っているし,揺れが大きかった割に被害が少ないかも……などと思っていたところに 現われたのが,ガラスの割れたビル。 UFJ銀行(下欄写真(9))・天神福岡ビル(同(6)〜(8))など(同(10))で,目の当たりにしてしまいました。 主目的の七隈線を目の前にして,地下鉄・西鉄電車全線の運転が止まってしまい,しかも西鉄福岡駅ビル内の客に 避難命令まで出る始末。。。 とりあえず,やってきたバスで博多駅まで戻ることにしました。 博多駅では,JRが新幹線・在来線ともストップしていました。 駅近くで昼食を済ませ,いったんホテル(筑紫口)に戻りました。 ホテルは,エレベータが止まってしまった他は無事だったようです。 夕方になり,七隈線が運行再開したというニュースを見てから,再度バスで天神へ。 同線を橋本まで1往復してきました(上欄写真(5))。 しかし,ふだんと状況が違うとはいえ,4両編成の電車に全区間で空席が残っているという乗車率では, 同線の前途が思いやられます。 また,天神南〜天神間は地下街を470mも歩いて連絡ということで,ちょっと乗り換えが不便すぎです。 夜,長浜近くで呑み,赤坂駅から戻ったのですが,同駅入口には今回の地震でできたと思われる段差が発生して いました(下欄写真(11))・・・ ◎以上,「きさらぎ日記帳」2005/03/20付より再編。 |
もし地震がなければ,このページは上欄5枚の写真だけを掲げて,こそこそと鉄道館内に(下手すると「鉄道写真日記2005A」内に)納まっていたことと思います。 このようにして記録に残さなくてはならなくなったことをもって,この地震の重大さを感じ取っていただければ幸いです。 最後に,この地震で被害を受けられた皆様,また特に今(2005/04/16)でも強い余震が続いている玄海島の皆様に,心からお見舞い申し上げます。 |